元ミスド店員が語る!実際にあった迷惑客3選!

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 こんにちは。今回は元ミスド店員の私が実際に会った迷惑客について

 お話していきたいと思います。

 実は私、大学時代4年間ミスドでアルバイトしていたんです!

 基本的に迷惑客まぁ俗にいうクレーマーはいなかったんですが、

 4年間も務めると1人や2人はさすがに相手することになりました。

 まぁこれはどこの接客業でも一緒だとは思いますけどね(笑)

 では、さっそく見ていきましょう!

 

 

1.ポテトばら撒きクレーマー

 はい、最初にお話しするのが”ポテトばら撒きクレーマー”です。

 ・・・え?ミスドでポテト?って思った方もいると思います。

 私の働いていたミスドはショッピングモールの中にある店舗でした。

 その中にマックもあったんですが、

 あることをきっかけにマックで買ったと思われるポテトをばら撒かれました。

 ・・・詳しく見ていきましょう。

 

 その日は某携帯会社とのキャンペーンをしており店内は大忙しでした。

 キャンペーン内容はバーコードを見せると

 対象製品がプレゼントされるっていうやつですね。

 昔はよくやってました。

 

 私は昼からシフトに入っていたのですが、キャンペーンの影響もあり

 ドーナツが売れる売れるでめちゃめちゃ大変でした。

 で、時間も過ぎ夜になりました。

 さすがに昼にめちゃめちゃ売れたのでドーナツも少なくなってきて

 キャンぺーンの引換対象のドーナツがAとBとあったんですが、

 その時点でBしか残ってなかったんです。

 

 そこでやってきましたポテトばら撒き型クレーマー通称"ポテトさん"

 ポテトさんは男性で40~50代くらいの方でした。

 また、ポテトさんは奥さんとみられる方と一緒に来店されました。

 

 私が勤めていた店舗はショーケースからお客さんがドーナツをとって、

 レジまで運ぶっていう形式の店舗だったのですが、

 ショーケース前で話していることが聞こえます。

 

 ポテト「あれ?これ、Bしか残ってないやん。Aが欲しかったんやけどなぁ」

 

 ・・・はい、申し訳ございません。まぁそりゃそうですよね。

 ほしいドーナツがなかったらだれでも思うことです。

 

 ポテト「おーい、きみー」

 

 呼ばれました。やだなぁ~。しかもこの時、表には僕と新人さんしかいない・・・

 

 私「はい、どうされました?」

 もちろん笑顔で駆け寄りました。こういう人には笑顔で行くのが一番。

 

 ポテト「こっちのドーナツ(A)が欲しいんやけど、

     これ(B)しかないやんどうしてくれるん?」

 

 んーまぁふつうに考えてこういう場合はBをプレゼントするんやけどなぁ~

 しかもタダでもらえるんやからよくない??

 でも言っても聞きません。わかってます。

 こういう人は欲しいものが手に入らないとぜったい納得できないんです。

 

 私「そうですね、そういう場合は別の日に来ていただくしか・・・」

 ポテト「別の日いうても明日までやないかい!明日は忙しくてこれんのや!!」

    「今から作れんのか??」

 

 このあたりからだんだんヒートアップしてきます。

 いやいや、明日来れないのはあなた都合ですよね。。。

 しかも今は21時。

 現実的に考えてここからこの人のためだけにドーナツを作るなんてありえません。

 そんなことしたら、どんなお客さんに対しても

 その行為をしないといけなくなってしまいます。

 なんなら僕ドーナツ作れません(笑)

 

 私「んー、少々お待ちください!」

 幸いにも、裏には最強の主婦さんがまだいたので事情を説明。

 一緒に対応してもらうことに。

 ・・・店長はちょっと前に帰ってました(笑)

 

 主婦さんからこういう場合はBをプレゼントすることが基本になっている。

 どうしてもAが欲しいなら明日の朝ならあるからその時に来てください。

 ということを丁寧に説明してもらいました。

 

 しかし、やはり向こうの意見は変わらず、「Aをくれ、ないなら作れ!」

 頑固ですね~

 

 しかし、こちらも対応方法を変えることはできないため

 店長を呼ぶので少し待ってくれとお伝えすることに。

 

 ここで、ポテトさん怒りがマックスに!

 「お前らは俺の言うことがわからんのか!!!」

 持っていたポテト(Mサイズ)を床にたたきつけます。

 

 ・・・唖然です。

 108円のドーナツ1つでここまで怒るか????

 しかもこの後ポテトさん奥さんおいて逃走します(笑) 

 

 さすがにここら辺から笑えてきます。

 奥さん泣いてるし、どうするんだこれ(笑)

 

 私は急いでほうきとちりとりでポテトを片付けます。

 主婦さんは奥さんのケアをしてます。

 いやほんと、ほかのお客さん来なくてよかった・・・

 っていうか入り口でもめてたら入りたくなくなりますよね(笑)

 

 ここで店長到着!事情を説明します。

 あと、ショッピングモールの警備員さんにも来てもらいました。

 

 奥さんにスマホを借りてポテトさんと連絡を取る店長。

 「お前らのせいで妻が泣いている。責任をとれ。

  明日、本社に電話してやる。お前らが誤らない限り許さない。」

 こんなことを言っていたそうです。

 結局その日はポテトさんは戻ってこず、

 奥さんが警備員さんと帰っていくのを見ながら終了。

 

 翌日、しっかり本社にクレームを入れたそうで、

 本社からもまぁしょうがないから誤ってあげてよ。と言われたそうです。

 

 ・・・はい、いかがだったでしょうか。

 まぁ冷静に考えて108円のドーナツがもらえなかったからって

 する内容じゃないですよね。(笑)

 新人の時にこの人の対応してたら一発でトラウマになってましたね。

 

 あ。新人の時といえばいました迷惑客。

 だいぶポテトさんの話で長くなってしまったんですが、

 よかったらお付き合いください。

 

2.The シンプル暴言お兄さん

 続いては、私が新人の頃に会ったクレーマーです。

 入って1か月とかほんとそのあたりだったと思います。よくやめなかったなぁ。

 では見ていきましょう。

 

 登場人物

  ・私

  ・暴言お兄さん(以下、暴言さん)

   →家族連れ、若い、やんちゃな感じ。よくいる系の若パパ。

  ・エリアマネージャー

 

 その日は、ようやくレジを一人でさせてもらえるようになってすぐの日でした。

 いやぁ最初の方ってめちゃめちゃレジ緊張しますよね。

 一番最初の客中学生男子2人組だったんですが、めちゃめちゃ声震えてました。

 

 休日の昼までその日も忙しかったです。

 やってきました暴言さん。

 やだなぁ、あの人のレジしたくないなぁって思ってたらばっちり当たりました。

 

 新人私頑張って対応します。

 レジも打ち終わり、お会計を済ませ、お釣りを渡してドーナツを詰めていたその時。

 隣のレジから「ポイントカードお持ちですか~?」

 ・・・あ、ポイントカード聞くの忘れてたわ。気をつけよ。

 

 暴言さん「おい、お前ポイントカードもっとるか聞かんかったよな?

      なんで聞かんかったんや????」

 いきなりめちゃめちゃきれてます。

 大阪のおばちゃん並みにポイントカードに情熱がある人なんでしょうか。

 そんなことを思う余裕も勿論新人の私にはありません。

 

 私「あ、申し訳ございません。今からでもポイントお付けできますので

   ポイントカード貸していただいてもよろしいでしょうか?」

 

 幸いなことに、ポイントをつける機械とレジが連動していなかったので

 後付け可能でした。

 

 暴言さん「そういうことじゃないんや。なんで聞かんかったんや!」

 私「申し訳ございません。忘れていました。」

 

 ここは正直に言いました。

 でもミスドって新人の時は名札に研修生って貼るんです。

 うちだけなのかな?まぁ、でも研修生なんだから大目に見てよ~って感じです。

 そんなの、見てないやろって思ったそこのあなた。

 

 暴言さん「おまえ、○○っていうんか。上のもんだせやぁ!」

 

 はい、しっかり名札見てました。

 しかも、でたー上の人呼んで来い。

 はじめて言われましたが言われるんですねこれ。

 なんて思う余裕も当然なく、急いで裏にいるエリアマネージャーに報告。

 もう涙目です。

 エリアマネージャーからもお詫びと説明。

 新人だからまだ完璧にはできておらず申し訳ない。

 暴言さん「新人だからちゃんとせないけんのやろ」

 

 それはそう。暴言さんが正しい。

 でも、ポイントつけるって言ってるんだから許してよ・・・

 

 結局ポイントをつけようとカードを貸してもらおうとすると、

 

 暴言さん「もうええわ!おまえ、〇ね!」

 

 ・・・泣いたー

 いや、ポイントつけなかっただけで私〇なないといけないんですか。

 びっくり。

 幸いその日は3時間の短いシフトだったんですぐそのあと退勤したんですが

 なかなか傷つきました。

 よく挫けず続けたな、自分!

 

3.マックおじさん

 はい、最後はマックおじさんです。

 またマックかって思った方もいらっしゃると思いますが、

 ミスドとマック併設してたんですよね。

 で、昔は両方の商品を買うならどちらの店舗の席で飲食してもいいよっていう決まり

 だったんです。

 ドアもなくオープンになってたんでマックからミスド

 ミスドからマックへの行き来が自由でした。

 ですが、このマックおじさんのせいでそれができなくなりました。(笑)

 

 登場人物

  ・マックおじさん(70~80代)

  ・店長

  ・私(ほぼ見てるだけ)

 

 早速行きましょう。

 このマックおじさんなんですが、平日の夜に不定期でマックのコーヒーと本をもって

 やってきます。

 ミスドの商品は買いません。

 閉店までずっといます。何ならいびきかいて寝ることもありました。

 

 18時ごろからお客さんがいないところから店内掃除をするのですが、

 マックおじさんがいるとそこの範囲だけ

 いっつも閉店後に掃除しないといけなくなるんですよね。

 正直、いかに早く帰ろうと考えているバイト戦士たちにとってはまじで迷惑。

 

 毎回、店長が行ってうちの商品買ってくださいよとか、

 買わないとほんとはダメなんですよとかいうんだけど、

 返ってくる答えはいっつもバラバラで

 「虫歯が痛い」「糖尿病なんだ」「ドーナツは好きじゃない」

 とか・・・

 いや、ドーナツ嫌いなら来ないで(笑)

 

 結局マックの方とも話し合った結果、行き来ができないようにポールを設置

 張り紙で今後はそれぞれの店舗で食べてくださいというのをお知らせすることになり

 無事マックおじさんは来なくなりました。

  

 行き来できなくなった初日は、

 ポールとポールの間の紐?の下くぐってきたんでさすがにびっくりしました(笑)

 

4.終わりに

 はい、以上が私がミスドでバイトしてた時に

 特に印象に残った迷惑客3選です。

 いかがでしたでしょうか、ほんとに怖い思いをしたものから面白いものまで

 世の中にはいろんな人がいるんだなって改めて実感しました。

 バイト時代にいろんな人に触れれたのはいい経験だったなって思います。

 

 学生の方はぜひバイトするときの参考にしてみてくださいね!

 まぁ、ミスドに限った話でなく接客業ならどこでもクレーマーの相手は

 することになるとおもいますよ。(脅しじゃないですからね!)

 あとあと笑い話になると思うんでいろんなお客さんの接客してみてください(笑)

 

 では、また!